| 2001年1月29日(月) | ![]() |
第4号 |
−アクリルたわしは、いつ、どこで作られたのか。 「くわしくはわからないが、ある毛糸メーカーが作りだしたのがきっかけらしい。私は二年前、青森に行った際、知人に聞いて知った。その後、弘前市の身体障害者の共同作業所で見かけ、こう入した。アクリルたわしとは、洗ざいを使わずによごれをおとす手編みのたわしで、アクリル一○○%の毛糸でできている」 −売っているのか。 「ふつうのスーパーでは見かけない。手作り品のバザーなどで見かけることがある。私は不器用なので自分では作れないから、友人からいただいたり、バザーでこう入している」
−なぜ洗ざいなしでよごれをおとせるのか。「アクリル毛糸の一本一本が、十マイクロン(一マイクロンは千分の一ミリ)という、とても細いせんいが、千数百本も集まってできている。このとても細いせんいには、カドが立った『すじ』や『みぞ』が数えきれないほどあり、よごれをかきとる働きをしている」 −アンケートにある不便な点についてどう思うか。 「たわしのよごれを少なくするためには、洗う前に油やよごれをとるのがポイント。よごれをとるものは、キッチンペーパーなどでもいいが、私は、不要になった衣類などを小さくきって使っている。また、水が編み地からよごれを洗い流してくれるので、水を流しながら洗うのが最も効果的である。使用後は、こまめに洗い、しっかりかわかすと長持ちする」 −捨てるときは燃えるごみか。 「アクリルは燃える材質。燃えるごみでいい」 −アクリルたわしを通してかんきょうを考えると? 「洗ざいを使わないので水がよごれないし、洗う水の量が少なくてすむ。食器だけでなく、洗面台やおふろなどでも使えるので、スポンジなどを買わなくてすむ。まだ、多くの人が合成洗ざいを使っていると思うが、水をよごすだけでなく、人の体にも直接悪いえいきょうがでる」
−アンケートの中で、知っている人は意外に多いし、知っていても使わない人も多い。アクリルたわしをたくさんの人に使ってもらうには、どうしたらいいのか。「今の人たちは、便利な物にたよりすぎている。めんどうでも、かんきょうの ことを考えてもらわなければいけない。ちょっと不便だと思っても実行する気持ちが大事。アンケートに『不衛生になる』という感想があった。洗ざいばかり信じることなく少し手間をかけて、よごれをふきとって洗ったり、熱湯をかけるなどすれば、十分清潔に保てる。一人ひとりの心がかわるしかない。だからやっぱり、少しずつよびかけていくしかないと思う」 −子供がすぐ実行できる、かんきょうに良いことは何か。 「まず、きょうみをもってほしい。子供たちは頭がやわらかいので、すぐ実行にうつせると思う。バッグやふくろを持ち歩き、本などを買ったら、お店の包装はことわる。ノートなどは、エコマークなどがついたものをかう。通学路に落ちているごみや学校内のごみの種類について調べるなど、楽しんで活動してみてはどうか。アクリルたわしを通して、水のおせんを考えたが、今の時代は土や空気のうせんも心配だ。すべてのことが、自分たちの命に直接つながる問題なので、小さなことでもいいから実行にうつしてみよう」 ※写真は手編みのアクリルたわし。形や大きさが自分の思いどおりに変えられる
【青森市小柳小五年・山口小百合】
県内では今、大型リサイクルショップが話題を呼んでいる。青森市にある「オフハウス青森佃店」もその一つ。オフハウスは、デンコードーの百パーセント子会社のエコプラスとハードオフコーポレーションが手を結び、東北・北海道を中心にてん開しているリサイクルショップである。 店内はとても広く、リサイクルショップとは思えないほどきれいにしている。商品は、バックや婦人服、家具、電化製品などいろいろな物がならんでいる。 中でも人気の商品は、冬期間ではスポーツ用品、そのほか家電、家具など。これらのみりょくある商品を集めるため、店ではさまざまな工夫をしている。たとえば、無料で出張買い取りもしている。 県内のライバルに比べ、どのようなところを工夫しているのか、店に聞いてみたら「オフハウスでは店内を清潔にして、だれでも入りやすい店にするように心がけています」とのこと。これからのリサイクルショップは、きれいなイメージが必要なのは確かのようだ。 ※写真はたくさんの商品がならぶ広いオフハウスの店内 |