2000年1月31日(月) 東奥こども新聞第2号 特集




■ 上北町の小学生探検隊、歩いて県内一周挑戦中

【上北町上北小五年・中野良太】 歩いて青森県を一周することをめざし、休日ごとにキャンプをしながら歩いている小学生の探検隊がある。上北町のポレポレウオーキング隊(中野良太隊長)だ。今年中に県一周するのが目標だ。

 ポレポレとはアフリカのスワヒリ語で「ゆっくり」という意味。隊長の父(晃治)が青年海外協力隊としてアフリカに三年間住んでいたときに覚えた言葉だ。隊員は小学生五人。父がいつもつきそって歩いている。「隊員は平等、つねに冒険心を忘れない、いかなるときもくじけない、正義の味方」−これがポレポレ隊のオキテだ。

 まず平成八年五−七月、延べ八日間で青森県横断(三沢市淋代−鰺ケ沢町)百四十八キロを歩き、九年には延べ九日間をかけて青森県縦断(十和田湖町休屋−大間崎)百四十四キロを歩いた。そして今、青森県外回り一周六百六十キロのチャレンジ・ウオーキング中だ。

 歩くときは、おにぎり、チョコレート、キャラメルなどのあまいおかし(三百円分)、きがえ、雨具(かさは両手が使えなくなるのでだめ)、タオルなどをリュックに入れて背負う。水は、ボトルに入れていつでも飲めるようにウエスト・ベルトにとりつけておく。ふくそうは、とくにきまっていない。夏は、ぼう子をかならずかぶる。くつは、ウオーキング・シューズまたはズックでよい。

 一日に歩く時間は、五−六時間で十七−二十キロぐらい進む。その日のゴール地点からスタート地点にもどるには、ヒッチハイクをする。たいていは十五分ぐらいで車が止まってくれるが、長いときは四十五分くらいかかる。

 深浦高校前から岩崎村のスタート地点へもどるときは、いきなり大きなトラックが止まった。荷台なら乗ってもよい、と言われたので乗ると、なんとニワトリと一緒だった。でも、海を見ながら帰れて楽しかった。おまけにチョコレートをもらった。

 こわかった思い出は、脇野沢村から仏ケ浦(佐井村)へ行くとき、サルに出合ったことだ。サルと目を合わせないようにしたが、見たくなって見ると、目と目があい、サルは歯をむきだしてクーッと怒った。走ると追いかけてきそうだったので、がまんして歩いた。とてもきん張した。

 苦しかったのは東通村のヒバ埋没林を歩いたときだった。森の中は涼しく気持ちがよかった。急に蚊がたくさん出てきて、Tシャツと半ズボンのぼくたちは、総攻撃を受けた。一時間ぐらい森を歩くと海に出た。ぼくらの顔、うで、足はボコボコだった。左うでなんか三十六カ所もさされていた。体中がもうれつに痛かった。

 楽しかったのは、あらしの後の三沢市淋代海岸だった。白い九センチぐらいの大きさの貝がたくさん打ち上げられていて、競争しながら拾ったら、ビニール袋いっぱいになった。家に帰って、おつゆにして食べたらおいしかった。

 歩いていて残念に思うのは、空き缶、空きびんなどのごみが海岸や道路にたくさん落ちていることだ。ぼくたちは、ごみを全部持ちかえっているのだが…。

※写真はポレポレ隊の旗を手にする中野良太隊長。この旗を手にしながら県内を歩いている。



■ ダムに沈む西目屋・砂子瀬小の児童に聞く

【西目屋村西目屋小五年・西沢麻里恵】 建設中の津軽ダムが完成すれば、西目屋村砂子瀬地区はダムにしずむ。このため砂子瀬小学校は三月末にはい校になる。同小の児童たちは、どんな気持ちでいるのかアンケートを行った。ほとんどの児童は学校がなくなることを「悲しい」と思っている。また、半分以上の児童が、新しい学校で友だちがみつかるのかどうか心配していることが分かった。

 アンケートは、二十二人の全校児童に出し、そのうち十六人がこたえてくれた。質問は(1)学校が無くなることについてどう思うか(2)砂子瀬小で一番心に残ったことは?(3)転校についてどう思うか(4)砂子瀬小のじまん話は−の四こうもく。

 まず、学校がなくなることについて、ほとんど全員が「悲しい」「さみしい」と答え、中には「信じられない」「なくならなければいい」とこたえた児童もいた。

 一番の思い出は、運動会とこたえた児童が多く、このほかみんなで遊んだことが思い出にのこっているようだった。

 転校することについては「新しい友だちができるかどうか心配だ。不安だ」「友だちと別れるのが悲しい」「転校はいやだ」とこたえた児童が半分以上いて、心をいためていることが分かった。逆に「たのしみだ」とこたえた児童が少数いた。

 砂子瀬小のじまん話では「みんなが一輪車に乗れること」「児童数が少なく仲がいいこと」「炭焼き小屋があること」「山が近いこと」などさまざまなこたえがあった。

 砂子瀬小の校長先生は、同小の良いところについて「自然が美しく、豊か。人数が少なく、子供たち、その家族、先生たちがみんな仲良く、いろんなことができたこと」と教えてくれた。逆に大変だったことについては「通学が大変。とくに冬は大変。畑で作ったトウモロコシやスイカなどがサルに食べられたりした」と話した。

 最後に校長先生は「砂子瀬小学校がはい校になるのは、とても悲しいことです。でも、新しい学校で、友だちをたくさん作って、新しい友だちと仲良くしていってもらいたい」と児童たちにことばをおくった。

 砂子瀬小学校のみなさん、どうもありがとうございました。春になって、あえるのを楽しみにしています。友だちになろうね。

※写真は、地区がダムに沈むため、この3月末で、はい校になる砂子瀬小学校



■ 鉛筆を正しく持てますか?

【青森市沖館小六年・対馬史織】 青森市沖館小の川村校長は同小就任以来、全校児童に鉛筆を正しく持つよう訴え、指導している。

 校長は、校長室入り口に「鉛筆の持ち方に自信のない人に『もちかたくん』を貸し出します」という張り紙を出した。『もちかたくん』は、正しい持ち方を身につけるための練習器具だ。子供たちの鉛筆の持ち方が予想以上に悪かったため校長自ら指導することにしたもので、器具を四十個購入し、希望者に貸し出しを始めた。

 張り紙を見て多くの児童が校長室を訪れた。「字がきたないので練習してうまくなりたい」「持ち方が悪いので字を書くのが遅い。正しく持って速く書けるようになりたい」など練習を始めるきっかけはさまざまだ。早い子では約三日、ほとんどの子供は約一週間で上手に鉛筆を持てるようになる、という。

 沖館小の鉛筆使用の実態はどうか。一年四十人、二年三十五人、三年三十六人、四年三十四人、五年三十三人、六年三十九人の計二百十七人を対象にアンケート調査をした。

 筆記用具は、一年全員が鉛筆なのに対し、六年はほとんどがシャープペンシルだった。鉛筆を使用する理由は折れない、書きやすい、持ちやすい−など。シャープはしんを削らなくてもいい、デザインがかわいい−など手軽さや形などを理由にあげている。

 鉛筆を正しく持てるかどうかでは一、二、五年は正しく持てる割合が高かったが、三、四、六年は「持てる」と「持てない」がほぼ半々だった。

 正しく持てるようになりたいですか、の問いに対しては、一年全員は「正しく持ちたい」と答えたが、二−六年は「正しく持ちたい」「もう正しく持てる」がほぼ半々。「正しく持ちたくない」と答えた人は六年の二人しかいなかった。「正しくても正しくなくてもどちらでもいい」は少数だったが、六年では二六%を占め、六年は鉛筆の正しい持ち方にあまりこだわっていないという結果が出た。

 校長先生が鉛筆の指導をしていることを知っていますか、の問いに「知らない」と答えた人は全校で七人しかおらず、この問題についてみんなが高い関心を持っていることが分かった。

 川村校長は「人間の生活にはきまりがあり、社会生活はそれで成り立っている。しかし近ごろ、自由や個性という言葉が優先され、日本古来のしきたりやきまりが失われ、乱れていることが多い。鉛筆の正しい持ち方は、広い意味で、物事の基本と考える。子供たちはそれを学んでほしい」と語っている。

※写真は“もちかたくん”を使って正しい持ち方の練習をしている児童=沖館小



■ 青森県内の警察犬事情

【弘前市城東小六年・桃井美里】 凶悪化していく犯罪に対して、コンピューターや科学装置を使った捜査と同じように、警察犬の役目が大切になってきている。青森県内では三十五頭の警察犬が、事件にそなえ飼われている。

 弘前市高杉の青森県警察嘱託犬指導手・中田道治さんをたずね、警察犬の訓練などについて話を聞いた。

 警察犬は、警察署で飼われているのではなく、ふだんは民間の人の家で飼われている。事件などで犬が必要になったとき、警察からの連絡により出動する。

 警察犬は”鼻の捜査官”といわれている。人の何倍もある「きゅう覚」で、1ようぎ者のゆくえを追う2ようぎ者と証拠品のにおいが同じかどうか調べる−など捜査のだいじなところででかつやくしている。

 警察犬の訓練が始まるのは生後五−六カ月。人間でいうと六−七歳ぐらいからだ。警察犬を育てたいという民間人から、中田さんのような指導手のところへ訓練の依頼があり、きびしい訓練のあと試験をうけ、さらに警察のしん査を通った犬だけが警察犬になる。

 このしん査に合格しても、年に一度必ず適性テストをうける。テストに不合格の犬は、再度テストをうけることになる。私たちが思っている以上にきびしい世界だ。

 訓練は「服従訓練」といって、「すわれ」など簡単なことから始まる。盲導犬や介助犬と同じだ。

 警察犬というとシェパードのイメージが強いが、実際にはエアデル、ボクサー、コリー、ドーベルマン、ラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバーもそうだ。中でもラブラドールやゴールデンは最近みとめられた新しい警察犬で、能力はシェパードよりすぐれている、という。

 中田さんは自ら、二十頭の犬を飼っている。そこで、犬を飼うとき気をつけなければならない一般的なことを中田さんに聞いてみた。

 「一番大切なのは、おこるのではなく、しっかりしかり、正しいしつけをすることだ。甘やかすのは、犬にとってけっしてよくない。犬の立場になって教えてほしい。散歩はけっしてトイレの時間ではない。人間のつごうで、トイレのために散歩してはいけない。トイレ場所は決めておくと一−二回ですむ。犬とあそんであげることが大切だ」と中田さんは教えてくれた。

 次の二十一世紀、警察犬の出動が少ないことを願う。

※写真は、犬を訓練する田中さん



■ 八戸署長に未成年犯罪を聞く

【八戸市白山台小六年・福岡久加】 全国で未成年者の犯罪が多く、テレビなどでほうどうされているが、青森県内における犯罪を八戸署で調査し、木村哲署長に話を聞いた。

 昨年、青森県内で発生した犯罪件数は五千九百八十件で、そのうち未成年者の犯罪件数は千五百九十件だった。内容は、万引、自転車盗、空き巣の順で、中でも万引が千一人と非常に多く、未成年者の犯罪のほとんどをしめている。

 年齢別で見ると、十三−十五歳の中学生の犯罪件数が一番多い。減少しているのは七−十二歳の小学生で、ほどう人数が昨年より一%少なく、軽犯罪が減少している。

 全国では未成年者によるごうとうが多く、特にナイフなどを使った犯罪、グループでのごうとう、ひったくりごうとうが発生しているが、県内でもきょうかつ、空き巣などの重犯罪が増加している。

 なぜこのような犯罪が起きるのだろうか。まず、万引について署長に聞いてみた。「子供たちがルールを守らなくなってきた」という。万引をする理由は、見ているうちにほしくなったがお金がなくぬすんだ、友達がやっていたから、みつからなければいいと思っている−などだった。

 次にどうして悪いことをする子供が増えているのか聞いたところ「例えば、カラオケボックス、ゲームセンターなど、たまり場になるような所が多くなってきている」とのことだった。

 また、これらの多くの犯罪をなくするにはどうすればいいのか聞いたところ、「まず、家族でだんらんをつくる。学校では先生や友達と会話をする。年間行事としてスポーツ大会などいろいろなことをして子供を悪い方へいかせない。たまり場になりそうなところ、なっているところで犯罪を起こさせないようにする」という答えだった。

 最後に署長から「悪いことをやっている友達には注意し、自分も一緒に悪いことをしないでほしい」とのお願いがあった。

※写真は、八戸署長の木村哲さん



■ これからの情報教育は

【六ケ所村千歳平小五年・木村有沙】 六ケ所村千歳平小学校は、地域の人たちが寄贈してくれたマルチメディア通信システムを活用し、全国や世界各国の人たちとネットワークを結び、さまざまな交流をしている。県内の小学校のマルチメディア整備を手伝っているNTT東日本青森支店こねっとプラン担当の工藤真美さんに、これからの情報教育について、テレビ電話を使って取材してみた。

 −県内の小学校でホームページを開設しているのは何校か。
 「二十二校ある。テレビ電話が設置されている学校も二十二校ある」

 −二○○○年という新しい年に、マルチメディアシステムをどのように使っていけばよいのか。
 「私の仕事は、青森県内すべての学校のみなさんが、日本はもちろん世界の人々と交流できるように手伝うこと。その中で、千歳平小が取り組んでいることをマルチメディア学習のお手本として紹介している。千歳平小は、岡山県の小学校とテレビ会議システムを使って国語の共同学習をしたり、地域のみなさんを招待して情報教育の学習発表会を開いている。またその際、インターネットで交流してきた国際線パイロットやアメリカ西部開拓の旅をしてきた冒険家と地球規模の話を直接聞けるドリームセミナーを開いている」

 「千歳平小はまた、卒業式では新茶、プラモデル、版画、詩をもらうなど交流があった静岡の人たちにテレビ会議システムを使って参列してもらい、お礼の言葉を伝えるマルチメディア卒業式を行っている。このように千歳平小は、学校生活のいろいろな場面で、実にうまくマルチメディアを使っている、と思う」

 −青森県内の小学校がすべてインターネットやテレビ会議システムでつながる日はいつか。
 「二○○一年か二○○二年を予定している。そうなれば、テレビ会議システムを使って小室哲哉さんから音楽についての話を直接聞いたり、総理大臣と夢について語り合える『こねっとセミナー』という学習会に全国のみんなと一緒に参加できる」

 −それまでに私たちが身につけておかなければならないことは。
 「情報には必要な情報と、そうではない情報がある。情報を受け取るみなさんが『これは正しい』『これは間違っている』と自分で判断する力を身につけていかなければならない、と思う。マルチメディアとは情報を扱う道具だ。その道具を使って、自分たちがどんなことをしたいのか、どんな夢を実現したいのか、はみなさんの使い方次第だ。私もお手伝いしていきたい」

※写真は、テレビ電話を使いNTT東日本の工藤真美さん(テレビ画面)から、これからの情報教育について取材する木村記者



■ 森田村育成小に残る国際親善使節人形

【森田村育成小五年・盛なおみ】 一九二七(昭和二)年、アメリカから親善使節人形として、日本の子供たちに青い目の人形メリーちゃんがたくさん送られてきた。その一つが森田村の育成小学校に残っており、宝物としてだいじにされている。

 メリーちゃんは、日本が大好きだったシドニー・ルイス・ギューリック青年が、アメリカの人たちに呼びかけ、子供の心のふれあいをはかり、大人になるころの平和を夢みて送ってきた。日本に一万二千七百三十九体の人形が送られてきたが、九四年現在、日本に残っているのは二百十九体。このうち青森県には七体が残っており、育成小校長室にその一体がある。

 四一年、日本とアメリカの戦争が始まった。アメリカとは敵国の関係となり、青い目の人形の大部分は焼いたりこわしたりされた。しかし、育成小九代校長の鶴賀健次郎先生は「メリーちゃんは、アメリカと日本の子供の友情のかけはしだと聞いている。人形に罪はない。戦争が終わればわかるだろう」と暗幕に包んで、戸だなの中にかくした、という。

 メリーちゃんは七一年、教具室で、平間ヌエ教頭たちによって発見された。真っ黒だったメリーちゃんの体をあらってやろうとしたとき「ママー」と泣いたそうだ。泣いたのはこの一回きりだった。

 私たちのメリーちゃんは、先生や父母がつくってくれた服を八着も持っている。育成小の宝物となっているメリーちゃんは、木製のいすにちょこんとすわって「ありがとう」といって私たちを見守ってくれている。メリーちゃんは七十二歳になった。

※写真は、育成小校長室にかざられているメリーちゃん(72歳)。



■ 八戸漁業用海岸局に年賀電報

【八戸市白銀小六年・久保勇樹】 八戸市白銀町にある八戸漁業用海岸局(無線局)には昨年十二月、遠く離れた海上から、ぞくぞくと家族のもとへ年賀電報が届いた。

 遠いところは、北は大西洋カナダ沖、南はアルゼンチン沖、ほかにニュージーランド沖、ハワイ沖など。海上で年を越す漁師たちから、日本にいる家族たちへ、そして漁に出ている父や兄弟へ新年のあいさつや、健康を気づかう内容の電報が送られてきた。

 取材におとずれた日も三十通余りの家族あての電報が届いていた。

 期間は十二月一日から三十一日までで、送信、受信合わせて六百通をあつかった。無線にはモールス信号と電話無線の二種類がある。料金は二十五文字以内、十二月二十九日までが七百五十円、三十日からは九百円となり、どこの国からでも同じ料金である。

 八戸漁業用海岸局ではほかに、八戸所属船の窓口となり、どこにいて何をしているか、や天候のやりとり、また事件、事故など海上保安部の救助活動を支援している。

※写真は、モースル信号で年賀電報を発信している八戸漁業用海岸局の局員



■ 流星群いつ見える?

【弘前市千年小六年・伊藤孝満】 星座や流星を観測して楽しむにはどうしたらいいだろう。一月五日、相馬村にある天文台の係の人に、いつ流星群が見られるか聞いてみた。

 天文台の人は「流星群はいつも活動しているが、光がじゃまをして見られないだけだ」と言った。今年は四月二十二日のこと座流星群、五月五日のみずがめ座エータ流星群、八月十二日のペルセウス座流星群、十月二十一日のオリオン座流星群を見ておいたほうがいいとのことだ。みずがめ座エータ流星群以外は悪条件だが、これらは「極大」の日付で、その一週間ほど前か後でも見られるという。

 係の人によると、星座はつねに動いているから、星座早見などで動きを知っておかないと、観測になれている人でも少しむずかしいそうだ。

 また今年は主要流星群の極大のほとんどが月明かりの影響を受けるが、流星群のふるまいは予測がつかないので、悪条件下でも観測を行うことが重要だ。

※写真は、相馬村の天文台



■ 教室のごみ箱のぞいたら…

【青森市幸畑小五年・小野皓二朗】 二学期最後のそうじが終わり、教室のごみ箱を見ると、まだ使えそうな物が多く捨てられていた。そこで、五年生約二十人に、落とし物についての考えを聞いてみた。

 まず、教室にどんなものが落ちているのか調べてみたら、わたぼこり、ティッシュ、ノートの切れはし、かみの毛、鉛筆、消しゴム、消しゴムのかす、牛乳びんのふたなどだった。

 これらを見つけたときどうするかについては「拾う」「そのままにする」「机の下やスチームのかげにかくす」「持ち主の名前を調べる」などだった。そうじのとき鉛筆や消しゴムを見つけたときは「そのまま捨てる」「たなに置いておく」という答えだった。

 持ち物に名前をつけているか、については、ほとんどの人がつけていなかった。また、持ち物がなくなったらどうするのか、については「すぐあきらめる」「さがしても無ければあきらめる」「すぐ新しいものを買う」という結果だった。文房具に名前をつけるなどもう少しだいじにすれば、捨てられてごみ箱に行くことはなくなるだろう。



■ 小学6年生のお年玉調べ

【五所川原市南小六年・大森朱和乃】 今年の正月にもらったお年玉の額は、五所川原市南小六年生の場合、三−四万円のケースが一番多かった。

 お年玉としてもらった金額や使い方を知るため、同小六年生を対象にアンケートをとってみた。

 もらった金額で一番多かったのは「三−四万円」。第二位は「四万円以上」だった。ほしかった金額は1五万円2四万円−の順だった。もらった金額とほしかった金額はだいたい同額で、子供の理そう額は、かなっているようだった。

 使い道は1貯金2ゲーム、本−という結果だった。第五位に「中学校の準備」が入った。  これらから、今の小学生のほとんどは、理そう額に近いお年玉をもらい、それを現在や将来のために有効に使っていることが分かった。



■ 立ちねぶたの運送方法は?

【五所川原市南小五年・寺内雄太】 活彩あおもりの祭典が昨年十一月二十六日から三日間、東京ドームで開かれた。祭典で目玉になった立ちねぷたをどのようにドームまで運んだのか、ぎ問に思ったので、立ちねぷたせい作者の三上さんにたずねた。

 −どのように運んだ?
 「パーツに分けて十九台のトラックに乗せた」
 −そのとき苦労したことは?
 「トラックの荷台のスペースがぎりぎりなので、ねぷたの固定に苦労した」
 −現在、ねぷたをどのように保管しているのか。
 「二十一個のパーツに分けて、そう庫に保管している」
 −今年のねぷたの抱負は?
 「人形づくり以外のことをしっかりやりたい。とくにはやしをふやしたい」



■ 「ウェブ東奥」人気

【浪岡町女鹿沢小五年・対馬淳美】 創刊111周年の東奥日報社が平成11年11月11日午前11時11分11秒にスタートさせた、インターネットを利用した新聞「ウェブ東奥」が多くの人たちに読まれ、順調なすべり出しだ。

 ウェブ東奥を運営している東奥日報社編集局メディア情報部をたずねた。一日平均千五百人のアクセスがあり、スタートから二カ月弱で約八万二千人のアクセスがあった。ページは広く読まれており、県外やアメリカ、イギリスに住んでいる青森県出身者らから電子メールで感想などが届いている、という。

 ウェブ東奥は、その日の主な記事八−十本、コラム天地人、社説などを読むことができる。朝刊の記事は午前十一時、夕刊の記事は午後二時にはインターネットサーバへ転送されている。取材におとずれたときはちょうど朝刊記事の更新作業をしており、スタッフがいそがしそうにパソコンに向かっていた。

 ニュースのほか「企画−青森のいま」では、現在、世界から注目されている三内丸山遺跡や世界遺産白神山地についても掲載され、各方面から注目され反響も大きい、という。新聞では白黒の写真がホームページではカラーで見られる。

 ページはメディア情報部の四人が運営している。同部では「新聞のすべての記事を読むことはできないが、過去の記事などを検索して見ることができ、学習に役立ててほしい。また、子どもたちにも読めるページにしていきたい」と話してくれた。

※写真は、ウェブ東奥のニュース更新作業に取り組んでいるメディア情報部のスタッフ




(村上麻美・岩木町岩木小6年)



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